たくさんのことに追われているのに、同時にほとんど何もできていないように感じることはありませんか。
ランディザッカーバーグによれば、全てを両立させることはできるとのこと。ただ、全てを同時に両立させるのは無理です。毎日、これら5つの要素を楽しみ尽くせるような完璧な世界に住んでいるのではありません。その代わり、3つを選ぶようにしてみましょう。
毎日、どの3つを優先させたいか、意識的に決断しましょう。ザッカーバーグはこれを、自身のTwitter投稿で「起業家のジレンマ」と呼び、その投稿は2011年に大きく拡散されました。
ワークライフバランスは、これまでも常に多くの人にとって難題となってきました。仕事を始めたばかりの起業家や若いプロフェッショナルの場合は特にそうです。しばしば、友達とフィットネスが真っ先に犠牲になってしまいます。
私たちは皆、全てを得たい、全てを行いたい、全てを体験したい、と深く願っています。そこで学ばなければならないのは、全てを行ったり全てを体験することは可能なものの、全てを1日で行うのは無理であるということを受け入れることです。その現実を受け入れて、毎日その日に何を達成したいのかを選ぶ必要があります。今日はこの3つ、明日は別の3つ、という具合に。
つまり、 ザッカーバーグの言葉を借りれば、必要なのはアンバランスということになります。
そこで、完璧なワークライフバランスを実現することに集中するのではなく、アンバランスを求めるのです。「バランスは誰しも求めるものですが、完璧なバランスは現実には存在しません」と彼女はいいます。毎朝、1日の始まりに、その日に何を完了しなければならないかを考えてみてください。そして、それを優先して行いましょう。その日にできないことがたくさんあっても、イライラしないで。明日すればいいのです。別の日には、別の3つを選べばいいのですから。
アンバランスに見えて、それが長期的には完璧なバランスを生み出してくれるのです。
1日のスケジュールで5つの要素を全てこなすのは不可能ではない、と思うかもしれません。絶対に不可能だといいたいのではありません。しかし問題は、全てを効果的かつマインドフルに行うことは果たしてできるのか、ということです。
3つを選ぶという考え方は、完璧なバランスが取れずに悩んでいる人ならほぼ全員にオススメできるものです。
アンバランスを追求しましょう。毎日3つを選んで。
Randi Zuckerbergの『ピックスリー: 完璧なアンバランスのすすめ』は
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