映画を観たり、お気に入りのカフェでコーヒーを飲みに行ったり、公園で散歩する姿を想像してみてください。そんなとき、気づいてみれば、誰か誘えないかなと思ったりしていませんか。もちろん、誰かと一緒にいたいという気持ちは間違ってはいません。しかし私たちは今、知人とも会えずに自宅で過ごすことに慣れなければならないという事態に直面しています。こうした厳しい時期であるからこそ、ひとりで時間を過ごすことの楽しさにも注目しなければなりません。


ひとりで時間を過ごすと、自分自身のより深い部分とのつながりを築けます。


今、自宅で過ごすことが、正しく社会的に責任のある選択となっています。外出して友達やパートナーに会えていたときと比べると、今は間違いなく、より頻繁に寂しさに襲われる時期となっています。しかしそのメリットにも注目してみませんか。ひとりで時間を過ごすことで、自分自身のより深い部分とつながることができるのです。人間は社会的な動物です。そのため私たちは、意識的であれ無意識的であれ、周囲の人間や環境に合わせて気分や行動を変える傾向があり、それは社会的現象として認識されています。外的な影響から遮断されることで、環境によって思考が散漫してしまうことなく、私たちは自分自身や自分の中に広がる世界に再度意識を向けることができるのです。


自分自身と対話し、楽しいと思えることを自分のペースでやってみましょう。このようにしてひとりの時間を過ごすことで、自分自身の新たな一面に気づき、人生でより重要なのは何かを思い出すことができるでしょう。今や毎日がゆっくりすぎて限界と感じているなら、そのゆっくり流れる時間を使って、外的なものに気を散らせることなく、自分を捉え直して自分の新たな側面に出会いましょう。新たに出会う自分には嬉しい驚きが隠れているかも。


何も心配せず、素の自分でいられます!


ひとりで時間を過ごすと、自分以外の誰のことも気にしなくていい、というメリットも。時間をどう使いたいか、誰に詰問されることもなく、自分で決めることができます。シンプルなことのように聞こえるかもしれませんが、それでいて大いなる自由をもたらしうるものです。友達との夕食の待ち合わせに急ぐ必要もないですし、好きな服を着ていられます。それに、ひとりで声に出して歌を歌っても誰にもなんともいわれません。ひとりで時間を過ごすことに慣れ、それを楽しめるようになるには、こうした瞬間のありがたさを感じることが大切です。


ひとりでした方がずっと楽しめるアクティビティーを挙げてみます。

  • お気に入りだけれど声域が全然違う歌を歌ってみる
  • 新たなダンスワークアウトを試してみる
  • 瞑想する
  • ずっと前から延期中の読書を再開する
  • 新たな言語を学んでそれを話す自分を録音してみる
  • これはより上級者向けですが、携帯電話を1日手放して外界とのつながりを完全に断ち、自分自身と自分の思考だけの世界で過ごしてみる

 

以上は、ひとりで時間を過ごすことのメリットやオススメの方法のごく一部です。このほかにもたくさんあり、それぞれ個人で異なります。寂しくならないでひとりで時間を過ごすなんて難しそうと思うかもしれませんが、練習すれば上達します。ひとりで過ごしてもいいのだと受け容れられるように心を訓練し、この又とない機会を活かして若さを取り戻しましょう。内向的な人の方が過ごしやすい時期かもしれませんが、マインドフルにひとりの時間を楽しむことは誰にでも同様にできることです。


だから、「自分のための時間」を取り、この期間を活かしてより自分自身と向き合いましょう。ひとりで過ごし、それを大きく楽しむ術を訓練してみましょう。

Berg August