午前2時になったのに、何時間も寝返りを繰り返しているように感じられ、何百匹も羊を数えたのにまだ眠れない。この状況に心当たりはありませんか。

もしあるなら、その日の興奮から次の日の不安まで様々な思考が駆け巡って、就寝を妨げているのでしょう。

多くの人が効果を実感中の興味深い研究結果があります。それは、4-7-8呼吸法というもの。

これは、プラナーヤーマという、古代のヨガであるハタヨガにおける呼吸法です。開発したのは、Andrew Weil博士。1分かそれ以内で眠りに落ちる助けになります。初心者でも2分あれば眠れるはず。行うことで、体と心は自動的に呼吸の調整に集中することになります。そうすることで、思考から注意を外すことができるのです。


  • ベッドに入ってリラックスする準備が整ったら、まずは舌先を上顎の前歯2本の少し後ろにつけましょう。
  • この呼吸法が効果を発揮するには、舌をこのポジションで常にキープする必要があります。
  • 最初は難しいように思われるかもしれませんが、そこは我慢。息を吐くときにも舌が動かないようにするのには、時間と練習が必要です。ヒント:口をすぼめるとやりやすくなるかもしれません。
  • この練習は、これまでどれだけ練習してきたかにもよりますが、4回前後吸って吐くだけで大丈夫です。
眠りに落ちるための4つのステップがこちらです。

  1. 唇は自然に少し隙間を空けましょう。「ヒュー」という音を立てて口から息を吐きましょう。
  2. 次に、唇を閉じます。頭の中で4つ数えながら、今度は鼻から静かに息を吸いましょう。
  3. 次に、息を7秒間止めます。
  4. 最後に、また口から同じ「ヒュー」という音を立てながら、8秒かけて息を吐きます。
この練習を通して、思考から注意を外し、呼吸だけに集中してみましょう。この呼吸法を4サイクル繰り返せば、サイクル毎に次第に意識が遠くなり、リラックスしていくのが感じられるはず。4サイクルまでいかずともその状態になることもありますし、初心者ならもう少しサイクルが必要なこともあります。

この呼吸法を試してみたいと思われたら、FacebookまたはInstagramで弊社宛にコメントを送信してください。あなたにも効果があったかどうか、ぜひ教えてください。
7月 $d, 2020 — Berg August

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